ショートスタイルシンガポールスリング

本日は当店で提供している「ショートスタイルシンガポールスリング」のご紹介
シンガポールスリングの誕生はシンガポールの「ラッフルズ・ホテル」のロングバーでのこと。
1915年にラッフルズ・ホテルで働くニャン・トン・ブーンというバーテンダーが、女性向けのカクテルとして考案したのがきっかけです。
彼が考案したレシピは、ジンとチェリーブランデーを使用した一般的なシンガポールスリングに近いものだったそう。
その後、彼の甥でもあり1970年~80年代にラッフルズ・ホテルのバー部門責任者でもあったロバート・ブーン氏によって見た目、テイスト共に南国をイメージしたものに変更されました。
そして小説家・劇作家であったサマセット・モームが1926年に発表した短編集の中の「手紙」という短編小説の中でシンガポールスリングが登場し、一気に有名になったと言われています。
そのサマセット・モームはシンガポールスリングが誕生した1915年にラッフルズ・ホテルから見える夕日を
「ラッフルズ、その名は東洋の神秘に彩られている」
という言葉を残しており、現在でもラッフルズ・ホテルには彼の名前を冠した「サマセット・モーム・スイート」という部屋が設けられています。
当店ではロングではなくショートでギュッと凝縮した味わいでお出ししております。
ぜひお試しあれ…!